微量のオゾンと大量のマイナスイオンの組み合わせは除菌効果が非常に高く、浮遊菌や各種雑菌を短時間で除菌することが出来ます。
また、各種臭い成分はオゾンによる化学分解で強力な脱臭効果を発揮します。
病棟における『SOYOCA』の有用性
大阪医科大学付属病院 第2内科 三好博文
<はじめに>
病院内の空気を可能な限り清潔に保つことは、院内感染の重要な予防手段の一つである。
今回、著者らは安価で騒音発生のない電子式空気清浄活性機『SOYOCA』を患者病室内に設置する機会に恵まれたので、その能力を設置前後の落下菌数の多少から検討した。
<調査方法>
患者の個室(3.8m×2.6m×2.6m)壁側中央部、約1.7m高さに『SOYOCA』を設置し、前後3日間の落下菌を、各部屋で同時刻に15分間解放した普通寒天培地にて測定した。
検討時期は、冬期(2~3月)夏期(6~7月)の2回、各2部屋ずつを対象とした。
検討期間中は、できる限り窓の開閉を避ける様に患者に協力を得た。
<調査結果>
『SOYOCA』設置前後における病室の落下菌集落数の比較(平均値:総落下菌/総培地数) ※縦軸=コロニー数
(1)冬期も夏期もほぼ同等であり、各部屋でも差が無いことが示された。
(2)『SOYOCA』の設置後は落下菌が約3/1に減少しており機器の有用性が示唆された。
<考察>
今回の実験から、浮遊菌は『Soyoca』の作用により著しく軽減したものと考えられる。
白血病患者、癌末期患者をはじめとする免疫性が低下した患者は、さまざまな感染症を引き起こす可能性があり、また集団発生する細菌感染も報告されており、病室内はできるだけ正常に保つ必要があるが、全の体機能低下患者を無菌室に入院させることは困難である。
『SOYOCA』はランニングコストを含め安価である。また発生する騒音がほとんど無く、患者の精神的負担も小である。
さらに器具の容積も小であり、どのような場所にも設置可能であるなどの多くの利点があり、臨床面での応用範囲は広いものと考えられる。
硫化水素減衰性能試験
『SOYOCA』から出る活性化エアーに含まれる高濃度マイナスイオンは、交感神経に対し鎮静的に作用し、安眠・鎮静・血液降下等の効果があると言われています。また、血液を弱アルカリにし、毛細血管を拡張して新陳代謝を促進することも知られています。
陰極となる針電極に直流7500Vの高電圧をかけると、正極となる酸化チタンパイプ電極に向かって、針電極の先端から
コロナ放電が生じ、パイプ電極の出口から大量のマイナスイオンと微量のオゾンを含んだ電子風が放出されます。
特許「酸化チタンパイプ電極」が他社類似製品よりも圧倒的な優位を誇って居ます。
・酸化チタンパイプ電極は、大量のマイナスイオンと微量のオゾンの混合ガスを同時に発生させます。
・酸化チタンパイプ電極に対するコロナ放電により、約3.7m/秒の電子風が発生します。
この技術が、他社類似製品よりも圧倒的な優位を誇って居ます。